大湊は、宮川、勢田川、五十鈴川の河口に三角州にできた港町で、古くから伊勢神宮への外港であり、歴史和歌集に「小野の湊」として歌われ、また「水門(みなと)」と呼ばれていました。
15世紀半ばになると神宮への参拝者が増え、この地域はそのためにますます栄えるようになりました。
大湊は商港としてにぎわっていましたが、古くから営まれていた造船業へ本格的に乗り出し、軍船から大型木造船へと移っていきました。
明治以降、和船から洋船へ、木造船から鉄船、そしてFRP船・軽合金船などへと展開してきましたが造船不況等により衰退し現在に至っています。
大湊町の史跡等の紹介をします。